カラダ、ゆがんでいませんか? カンタン解消法を試してみましょう
ケンコミのみなさま、こんにちは。日経ヘルスライターNより、「ほのぼの通信」の第二回目をお送りいたします。
健康に興味があるみなさまでしたら、「体のゆがみ」という話、きっとよく耳にされますよね。バッグを持つ手が決まっている、よく脚を組む、・・・などの毎日で、「私、きっと体がゆがんでいるだろうな~」と思っている方も多いと思います。
私自身がゆがみを実感するのは、こんなときです。例えば自動証明写真機。駅の傍などにおいてあって、カーテンの中に入り、お金をチャリンと入れて撮影するアレ。鏡に映った肩の左右の高さが違うことに驚いて、慌てて直したりして(汗)。ほかにも「スカートが腰をくるくる回って、いつの間にか後ろのファスナーがお腹側に!」とか「靴底が左だけヘリが大きい!」とか・・・ひそかな「ゆがみサイン」ってありますよね。
そんな体のゆがみは、体重を支えている“ 足” にもあらわれるはず! ということで、日経ヘルス編集部で足圧計測機(ナント215万円もする機械をお借りしました)を使い、足裏にかかる体の重みのバランスをチェックしました。直立しているときに、足裏にどのように力がかかっているかが、サーモグラフィーのように、力が強いと赤色、黄色・・・そして弱いと青色(非常に弱いと表示なし)とリアルに表示され、重心の位置が×印でわかるんです。
さて、自分の結果は・・・ビックリ! 両足のかかと中心が真っ赤で、足指がほとんど表示なし(ちょっと怖い:苦笑)。さらに、全体的に足裏左側が濃い色になっていました。重心の位置を表す×印は、思いっきり左後ろに寄った状態。あらら、想像以上にゆがみまくりじゃない・・・(涙)。自分では真っすぐ立っているつもりなのに、左右だけでなく、前後までゆがんでいることがわかっちゃいました。
この実験、読者モニターの方にも体験いただいたのですが、右の指の付け根に力が入っている人や左足にほとんど力が入っていない人など、みなさんとても驚いていたんですよ。
そこで、ゆがみを解消するエクササイズにトライ。まずは足のゆがみ解消から。いくつかステップがあるのですが、今すぐできる何点かをご紹介しますね。
「中指マッサージ」・・・脚の中指の付け根の左右のくぼみを、両手で1分ずつ押す。
「足指タオルつかみ」・・・床にタオルを置き、両足を乗せて、足指すべてを動かしてタオルをたぐり寄せるのを30秒ほど。足全体をほぐす効果アリ。
「親指ウォーク」・・・かかとから踏み出し、蹴りだすときに親指にしっかり力を入れて、足裏全体を使いながら、その場を1,2分くらい歩く。
これらのエクササイズをして、再び足圧を測ってみると・・・あらま。親指が少し表示されるようになり、かかとの濃い赤色が薄くなってきました。足裏全体に体重がいきわたりはじめたということです。
さらに体のバランスを整えるため、次は骨盤のゆがみ解消エクササイズを。
「骨盤前後・左右」・・・椅子に座り、骨盤を前と後ろに2秒ずつ前後させるのを、10往復。そして、骨盤を右に傾けて2秒、左に傾けて2秒を、10往復。
「骨盤回し」・・・椅子に座ったまま、頭を動かさないようにして、なめらかに骨盤を回す。左右10回ずつ回す。
そして足圧を測ると・・・ほかの足指があらわれ、かかとの色がさらに薄まり、左右差がなくなってきました。重心の×印も、やや後ろぎみですが、左右では中央に!
読者モニターの方も、足圧がまんべんなくかかった状態になり、体の軸がしっかりしてきたことがわかり、「これだけのエクササイズで、体のゆがみが直るだなんて!」と大喜びでした!!
ちなみに、5本指のスリッパや布ぞうりなどをはいても足指にしっかり力が入るため、ゆがみ解消に効果があるそう。これから暖かくなる季節、自宅で5本指スリッパをはいてみるのも良さそうですね。
余談ですが・・・実は私、1歳になったばかりの子どもがおりまして。すぐに「抱っこ~」となるため、家にいるときは抱っこマシーン状態。10キロ超の子を左腕でガシっと抱え、右手で料理をしたり、片付けたり、時にはパソコンを使ったりで、さすがにこれでは体ゆがみまくりよね・・・。子どもが寝たスキにでも、ゆがみなおしのエクササイズをしなくては~!と痛感しているところです。
子育てをされているみなさまも、一緒に頑張りましょう!
ちなみに、日経ヘルス編のムック『骨盤ゆがみ解消バイブル』にも、ゆがみ直し法などが詳しく載っています。よろしかったらお手にとって見ていただけますと嬉しいです!!

足圧測定の実例がコレ
実験の前後で、はっきり見え方が変わりますね。
日経ヘルスオンライン
(リンク先はPCでご覧ください)
ストレス対処セミナーで、身体の不思議にびっくり!
ケンコミのみなさま、はじめまして。『日経ヘルス』編集部の編集Hです。早速ですが、みなさん、ストレスたまってませんか?私は、たまってます(キッパリ)。思うように進まない仕事、子供の夜泣き、片付けても片付けても荒廃する家…etc。その原因はわかっちゃいるのですが、「鬼は~外!」ってなように、すぐに追い出して解決できるものではありません。ストレスを感じるのは、実は心ではなくて脳。そこで、ストレスをストレスと感じない強い脳になろう!というのが、現在発売中『日経ヘルス』3月号のテーマです。
さて、その特集の中で、身体と心への両面でのアプローチを組みあわせた新しいタイプのストレスセミナー、その名も「SAMURAI研修」を取り上げました。なぜ“SAMURAI=侍”なのか?具体的にはどんなことをするの?
ざっと紹介すると、冠についた“SAMURAI”とは、日本人が古来から持っている心身の強みを表したものだそうです。現代人は、日々のストレスで心も体もこちこちに強張っていて、本来の能力を出し切れない。そこで、体の軸を整える「身体ワーク」と、自分ってすごいんだ!と自信を取り戻す「マインドワーク」を一緒に行うことで、体と心を整え“日本人力”を取り戻し、本来の力を発揮しよう、というものです。
この研修でいかにリラックスできたか、というのは3月号の29ページを読んでいただくとして、ここではそこに書ききれなかった裏話をご紹介します。
研修は9時半にスタート。「マインドワーク」で自分の心と向かい合ったあと、武術家の河野智聖さんの指導の下、上半身の「身体ワーク」に。まずは、体にはいろいろな法則性があり、触り方や持ち方でどのようにも反応する、ということを存分に実演してもらいました。例えば、セミナー参加者が何人か手をつなぎ、一番最後につないだ河野さんが「えいっ」と手を振ると、何故かみんな数珠繋ぎのまま、バタバタバタと倒れてしまった・・・。倒れる前に手を離せばいいのに、これって演技じゃないの?とも思ってしまうほど。
今回一緒に参加したSデスクも同じく不審顔。「えー、本当?なんで??」を連発していたあと、「じゃあ次はどうぞ」とまな板の上に乗せられたSデスク。ちょろっとだけ河野さんと手をつないでいただけなのに、どこをどう触られたのか、次の瞬間にはよろよろよろ、っとくずれおちていたのでした。
戻って来て「本当だ~」と頷きながらも、やっぱり不思議顔のSデスク。
かくいう私も、河野さんから肩を、肩の端から首のほうに向かって優しくなでてもらっただけで、肩凝りがとっても楽に!強張って緊張していた肩がゆるんで、下に下がった気がする。整体やマッサージに行くと、がしがしと押して揉んで解消してもらっていたのに、こんなにやさし~くなでられるだけでいいとは。つまり、体はとても素直で“正しいなで方”をされるときっちり弛み、自然な体に戻るわけなんですね。
その後、「マインドワーク」を経て、昼食後は再び「身体ワーク」。今度は下半身の軸を整えることに。ここでは2本の紐も登場。腰骨の下のほうに1本の帯を締めると、すっすと歩きやすくなった。これは丹田が充実したからそうです。さらに、もう1本の紐は…と、よく見ると、たすき。たすきがけなんて自慢じゃないけど一度もやったことありません。なにげに、人生初のたすきがけです。
うう、つけかたがよくわからない…と、見よう見まねでつけてみたけれども、初心者でもちゃんと装着できるものなんですね。実際にしてみると、背すじが伸びて胸が開き、姿勢が良くなったと実感。何よりも腕の動きが楽!たすきをかけると、肩甲骨の可動性が上がるそうです。腰の帯のおかげでお腹の軸が据わり、たすきのおかげで腕をぶんぶん振れるので、安定して歩けます。我ながら美しい歩き姿じゃない?と、惚れ惚れ。
その後は“あくび”をしながら体を伸ばす「快気法」でリラックスしたり、自分の信念など心の核を書き出し、他の参加者と話し合うといった「マインドワーク」などなど、内容盛りだくさんの研修が終わったのは19時。日もどっぷり暮れ、いつの間にか小雨も降っていたけれど、心も体も軽くなりルンルンと帰宅。
お土産に、研修で教えてもらった「身体ワーク」の内容をまとめたパンフレットをもらったので、早速旦那に「ねえねえ、すっごくいいマッサージをしてあげる♪」と披露することに。すると「気持ちいいじゃん。……ZZZ」と、そのまま寝てしまった(←マジ)。ちょっと…。おーい…。ソファで寝るな、へこむじゃないか!うわー、ストレス!
せっかく心が軽くなったのに、その日はもう一度、1人でできる「タッピング・タッチ」(日経ヘルス3月号21ページ)でストレス対処をする必要があった私だったのでした。
日経ヘルス2009年3月号の取材より
日経ヘルスオンライン 編集部コラム

なぜか、よろよろくずれるSデスク。
写真/竹原由佳子