ストレス対処セミナーで、身体の不思議にびっくり!
ケンコミのみなさま、はじめまして。『日経ヘルス』編集部の編集Hです。早速ですが、みなさん、ストレスたまってませんか?私は、たまってます(キッパリ)。思うように進まない仕事、子供の夜泣き、片付けても片付けても荒廃する家…etc。その原因はわかっちゃいるのですが、「鬼は~外!」ってなように、すぐに追い出して解決できるものではありません。ストレスを感じるのは、実は心ではなくて脳。そこで、ストレスをストレスと感じない強い脳になろう!というのが、現在発売中『日経ヘルス』3月号のテーマです。
さて、その特集の中で、身体と心への両面でのアプローチを組みあわせた新しいタイプのストレスセミナー、その名も「SAMURAI研修」を取り上げました。なぜ“SAMURAI=侍”なのか?具体的にはどんなことをするの?
ざっと紹介すると、冠についた“SAMURAI”とは、日本人が古来から持っている心身の強みを表したものだそうです。現代人は、日々のストレスで心も体もこちこちに強張っていて、本来の能力を出し切れない。そこで、体の軸を整える「身体ワーク」と、自分ってすごいんだ!と自信を取り戻す「マインドワーク」を一緒に行うことで、体と心を整え“日本人力”を取り戻し、本来の力を発揮しよう、というものです。
この研修でいかにリラックスできたか、というのは3月号の29ページを読んでいただくとして、ここではそこに書ききれなかった裏話をご紹介します。
研修は9時半にスタート。「マインドワーク」で自分の心と向かい合ったあと、武術家の河野智聖さんの指導の下、上半身の「身体ワーク」に。まずは、体にはいろいろな法則性があり、触り方や持ち方でどのようにも反応する、ということを存分に実演してもらいました。例えば、セミナー参加者が何人か手をつなぎ、一番最後につないだ河野さんが「えいっ」と手を振ると、何故かみんな数珠繋ぎのまま、バタバタバタと倒れてしまった・・・。倒れる前に手を離せばいいのに、これって演技じゃないの?とも思ってしまうほど。
今回一緒に参加したSデスクも同じく不審顔。「えー、本当?なんで??」を連発していたあと、「じゃあ次はどうぞ」とまな板の上に乗せられたSデスク。ちょろっとだけ河野さんと手をつないでいただけなのに、どこをどう触られたのか、次の瞬間にはよろよろよろ、っとくずれおちていたのでした。
戻って来て「本当だ~」と頷きながらも、やっぱり不思議顔のSデスク。
かくいう私も、河野さんから肩を、肩の端から首のほうに向かって優しくなでてもらっただけで、肩凝りがとっても楽に!強張って緊張していた肩がゆるんで、下に下がった気がする。整体やマッサージに行くと、がしがしと押して揉んで解消してもらっていたのに、こんなにやさし~くなでられるだけでいいとは。つまり、体はとても素直で“正しいなで方”をされるときっちり弛み、自然な体に戻るわけなんですね。
その後、「マインドワーク」を経て、昼食後は再び「身体ワーク」。今度は下半身の軸を整えることに。ここでは2本の紐も登場。腰骨の下のほうに1本の帯を締めると、すっすと歩きやすくなった。これは丹田が充実したからそうです。さらに、もう1本の紐は…と、よく見ると、たすき。たすきがけなんて自慢じゃないけど一度もやったことありません。なにげに、人生初のたすきがけです。
うう、つけかたがよくわからない…と、見よう見まねでつけてみたけれども、初心者でもちゃんと装着できるものなんですね。実際にしてみると、背すじが伸びて胸が開き、姿勢が良くなったと実感。何よりも腕の動きが楽!たすきをかけると、肩甲骨の可動性が上がるそうです。腰の帯のおかげでお腹の軸が据わり、たすきのおかげで腕をぶんぶん振れるので、安定して歩けます。我ながら美しい歩き姿じゃない?と、惚れ惚れ。
その後は“あくび”をしながら体を伸ばす「快気法」でリラックスしたり、自分の信念など心の核を書き出し、他の参加者と話し合うといった「マインドワーク」などなど、内容盛りだくさんの研修が終わったのは19時。日もどっぷり暮れ、いつの間にか小雨も降っていたけれど、心も体も軽くなりルンルンと帰宅。
お土産に、研修で教えてもらった「身体ワーク」の内容をまとめたパンフレットをもらったので、早速旦那に「ねえねえ、すっごくいいマッサージをしてあげる♪」と披露することに。すると「気持ちいいじゃん。……ZZZ」と、そのまま寝てしまった(←マジ)。ちょっと…。おーい…。ソファで寝るな、へこむじゃないか!うわー、ストレス!
せっかく心が軽くなったのに、その日はもう一度、1人でできる「タッピング・タッチ」(日経ヘルス3月号21ページ)でストレス対処をする必要があった私だったのでした。
日経ヘルス2009年3月号の取材より
日経ヘルスオンライン 編集部コラム

なぜか、よろよろくずれるSデスク。
写真/竹原由佳子
頼まれてもいない危険(?)な実験
ケンコミの皆様、初めまして。ライターKです。ライター歴は15年ですが、『日経ヘルス』的には今年6月号デビューの“新人”でございます。そんな私が日経ヘルスの最新11月号「我慢しないダイエット」特集の取材中に疑問に思い、頼まれてもいないのに、試さずにはいられなくなった“実験”についてお話しします。
それは、どんな食べ物も、心からおいしい!と思って食べると太らないというお話。いくら「我慢しないダイエット」とはいえ、にわかに信じがたい話ですよねぇ。でも、同じ物でも、出来たてをおいしく食べるのと、ミキサーでジュース状にした物を鼻をつまんで飲み干すのとでは、摂取カロリーは同じでも、食べた後の消費カロリーや前者の方が断然上なんですって。聞けば、おいしいと思って食べると、代謝を促すホルモン分泌がよくなるとかで……。
その辺の細かいお話は誌面でご確認頂くとして、“新人”の私は話を聞いたときから「断然上」ってどんだけよ、と気になっちゃいまして、ある日の晩に試してみることにしたんです。
買ってきたのは500mlのビールと、Pリングルスのサワークリームアンドオニオン味・ロング缶。言わずと知れた病みつき必至の危険な濃い味で、1缶約1000kcal、約2食分のカロリーです(恐!)。それを知っているからこそ、ずっとコンビニやスーパーで極力目を合わせないようにしてきたわけです。同時に、この実験をするにはこれ以外にないと思い、お仕事!お仕事!と喜々として自分に言い聞かせ、興奮ぎみに“危険物”を一枚つまんで、口へ運びました。
う、う、う、うんまーい!
ビールとの相性もバツグンで、この「幸せ」を避けてきた自分がアホらしく思えたほどでした。ただ、食べ続けるうちに、もう1人の自分が罪悪感を感じだし、こんなささやきが聞こえてきました。
「お前は、本当にこの高カロリースナックを食べきるつもりか?」
その囁きこそ、消費カロリーを落とす悪の根源とばかりに、私はうんまーい!おいすぃ~!を大声で連発し、悪の囁きと戦い続けました。電話がかかってきても出ず、濃い味に飽きかけたら一人一気コール状態で「それそれ~」「いけいけ~」と。そんな頑張り(?)の結果、無事に完食! とてつもない満腹感と満足感がありましたが、胃がもたれる感覚はありませんでした。そのことを不思議に思いながら、翌日、運命の体重計測を!
ふ、ふ、ふ、太ってなーい!!
食べた物は脂肪になるまでに約2週間ほどかかるとかいう話も聞いたことがあるので、念のため実験後から2週間、体重を計り続けましたが、増えるどころか2kgも減ったんです。まあ、それはほかでもない、その期間に最新号で紹介しているダイエット・メソッド「美へそエクササイズ」と「ホットスープ」の両方を試したおかげなんですが。
でも私、Pリングルスの実験後、S城I井の濃厚チーズケーキでも同じことをしたんですよ(7~8人分はあろうかという量を1度に半分以上!)。それなのに、なぜ痩せた? というか、今まで食べないようにしてきた我慢は何だった? というか『日経ヘルス』メソッド恐るべし、みたいな……。
そんな驚異のメソッドを、皆様もぜひお試しくださいませ!
日経ヘルス2008年11月号より
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります
日経ヘルスオンライン 編集部コラム