author:日経ヘルススタッフ

1月に泣かないために、忘れずにやっておきたい意外や意外の12月にやるべきお肌ケアとは?

 ケンコミにお集まりの皆様。日経ヘルス編集長の藤井です。
 「カラダ&お肌通信」第二回目をお届けします。

 カラッと晴れ上がった日も、雨がしとしと降る日も、どちらも冷え込みがきつい季節になってきました。この時期、空気中の水分量を「蒸気圧」というものでくらべると夏にくらべると、なんと5分の1になってしまいます。通常、湿度と表示される「相対湿度」の夏冬の差は、この実際の空気中の水分量「蒸気圧」の夏冬の差よりも少なめに表示されるので、空気の乾燥変化を軽んじてしまいやすいのです。でも、たったの5分の1の水分量ですから、乾燥対策は怠れません。
 
 実際のところ、みなさんたっぷりクリームを塗るとか、しっとりタイプの乳液をきちんと使うとか、気を遣っている方が多いと思います。もちろん、男性でもいろいろ塗りこんでいる人も多いかと。それでも、粉を吹く、さらにはかゆくなるという悩みをお持ちの方もいるはず。

 そこで、誰も教えてくれなかった、冬のお肌ケアの大原則をお教えします。
 じゃーん!
 それは、「ふやけた肌を、直接乾燥した空気に当てないこと」。
 
 これが大原則だという理由をご説明します。
 肌には、「バリア」という水分を保ったりアレルゲンから肌を守る働きがあるのですが、これは肌がほどよく乾いているときに働きが高まり、肌がふやけているときには、この「バリア」は弱まってしまうという特性があるのです。
 また、肌が高い湿度でふやけているときに、急に環境が変わって乾燥した低湿度の空気にさらされるのも、肌に悪いのです。このとき、肌の免疫センサーとなる細胞(ランゲルハンス細胞)が、急激に活性化して、かゆみなどのトラブルを起こしやすくなります。

 たとえば、冬に温泉旅行をした後に、翌日ぐらいから、ほおやスネがかえって粉を吹いたり、手にかゆい赤い点々がたくさん出たりという経験はありませんか? また、ぬるま湯の半身浴で、からだはぽかぽかになるのに、肌はがさがさにという人も。
 どうです? 心当たりはありませんか?

 さて、この知られざる大原則「ふやけた肌を、直接乾燥した空気に当てないこと」に基づいた具体的な対策はというと、
 (1)お風呂上りのために、加湿器などで室内も湿度を上げておく
 (2)お風呂から出る前に洗い場で、あらかじめ肌がすぐ乾燥しないように、オイル、クリーム、乳液などでスキンケアして、ほおやすね、肩、二の腕などに一膜ベールをはっておく
 (3)お風呂タイムを長くしすぎず、肌をふやかさない
 (4)とくにふやけやすい手の平には、あらかじめベールタイプのハンドクリームなどを塗る。またはだんだんと乾燥させるために、布製の手袋でならして、ふやけが取れたときに手袋をとる。

 ――私、藤井が実際に家族や周囲にアドバイスしている対策は以上の四つとなります。

 すぐにできることが多いと思うので、どうぞお試しください。

 また、みなさんは、肌の粉ふき対策や、かゆみ対策を、どうなさっているのでしょうか? コメントをどしどしお寄せください。
「これだ!」と思う方法を、みんなで共有していければ、楽しいですね。

美肌情報は、日経ヘルスオンライン にもたっぷり! どうぞ、ご覧ください。
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2008.12.18 20:06 | URL | comment (6) [日経ヘルス編集長のカラダ&お肌通信]

コメント

1件目 ~ 6件目 ( 全 6 件 )
  • 昔から「鮫肌」と言われ、乾燥による湿疹・かゆみに悩まされています。
    もともと長風呂ではないので体はふやけさせていないと思いますが、お風呂から出たあとにクリームを塗ってもダメなんですね。お風呂から出ると、まったりしてしまってクリームを塗り忘れたりするので、お風呂で塗っておくのはいいかもしれません。
    あと1ヶ月もすれば梅雨の季節になりますが、湿度の高い季節になっても乾燥しているような気がします・・・。
    特に夏場は肌を露出する機会が増えるので、夏の保湿対策(かかとのケアなど)についてまた教えていただけるとうれしいです。
    BUCHI | 2009.04.23 23:27

  •  みつばちさん、液晶クリーナーさん、バビオさん、にょろぽんさん、コメントありがとうございました。
     日経ヘルス編集長の藤井です。年末年始をはさんだため、返信コメントが遅くなりましてすいません。

     やっぱり、お風呂で乳液を一塗りしてベールを作るのが、一番、設備のいらない防御法といえそうですね。また、みつばちさんがおっしゃるように「ナイロンタオル」は冬はやめにして、体を洗うときに優しく洗うというのも、とってもいい対策ですね。
     わたし自身は、プッシュすると泡が出てくるタイプのボディー洗浄料を使っています。洗浄成分の使いすぎにならず、泡が洗うときのタッチをやさしくしてくれるので、肌の保湿成分が守られて粉ふきにならずにすみますね。

     乾燥のかゆみは、まだまだこれからが本番、引き続き、コメントをお待ちします。
    日経ヘルス編集長 藤井省吾 | 2009.01.16 09:22

  • 先日実家に数日間帰りましたら、てきめん!にかゆ~~くなりました。
    実家にはまず、加湿器がないのです(^^;
    そして、わき腹や足のすねが、あっというまに真っ白の粉ふき常態に!!

    藤井編集長のお言葉を思い出しつつ、加湿器がないなりに努力してみました。
    とりあえず、お風呂上り直後の乳液!
    これだけでもだいぶよくなりました。
    やっぱり、お肌のバリアって必要なんだなぁ~と、つくづく思いました♪
    こちらの記事を読ませていだたいていてよかったです。ありがとうございます!
    にょろぽん | 2008.12.29 21:11

  • 藤井さまオススメの4か条を自分に当てはめてみました。
    (1)ペットの部屋はいつも適温(加湿器付き)入浴後の飼い主も一緒にそこで寝ています。
    (2)便利です。寒い洗面所でケアするより(まっ裸だし)一石二鳥の思いです。
    (3)「ムリ。」※
    (4)徹底ですね。私はボディケアと同じものにしがちです。肌表面のベールがポイントなのでしょうか・・。

    ※(3)については、入浴剤をうまく利用すれば、ふやけず温まれるかも??その他、私は精製水をお風呂に持ち込んで、残留塩素を拭き取りがてら、一時的な保水にと、スキンケアまでの繋ぎに使ってみたりしています。
    バビオ | 2008.12.26 12:44

  • 長風呂大好きの私。

    ふやけることが分かっていても、温泉入りすぎてかゆかゆになっても、しかたな~い!と思っていましたが、なるほどお風呂から出る前にオイルやクリーム塗ればよいのですね♪
    早速ためしてみます。

    私は花粉症持ちでもあるので、これからの季節、乾燥してかゆかゆになるのは、できるだけ避けたいところですし。
    化粧品とかも基本的なものしか使わないので、ぜひいろいろなかゆみ対策知りたいです。
    液晶クリーナー | 2008.12.25 18:29

  • ふやけた体を直接乾燥した空気にあてないこと。。。
    たしかにそうだと思いました。。。

    無防備だった高校生の頃、お風呂あがりの体がめちゃくちゃにかゆくて、
    わけもわからず、当時発売されたばかりの専用の某ローションを塗って、
    しみてまた泣いて。。。を繰り返していました。

    今は、部屋は加湿器を使っていますし、
    お風呂あがりにすぐ、乳液タイプの化粧水を使っています。

    あと、もう10年以上続けているのが、
    「体をタオルで洗わないこと」
    特にナイロンタオルは絶対ダメです。
    なので、体は手のひらで洗っています。

    私も、他のみなさまのかゆみ対策、ぜひぜひお聞きしたいです。
    長文失礼いたしました!
    みつばち | 2008.12.23 00:02

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